平松 利枝子
Rieko Hiramatsu.

わたしは国立病院の小児科の心理士だった。
そこは、「心」と「生」と「死」と向き合う現場。
臨床現場で心身症・末期がん・被虐胎児への心理的治療に携わる中で、多くの方達の「生と死」に直面した。
自身の「死生観」に関しても向き合う機会が多かったように思う。

2002年より世界を旅して、「ひと」を中心に撮影を始めた。それは巴里・アラブ・インド・イビザであったり・・・スラム街・戦地・死を待つ人の家・・3.11東日本大震災以降は、東北・・岩手・宮城・福島・・であったりもした。
共通するのは、私達と「同じ時代」「同じ空の下」・・「今を生きている」ことである。

時として、カメラは人と人とを繋ぐコミュニケーション媒体となった。
もの言わぬ写真が、言葉以上のものを伝えてくれるコトがある。潜む影がある。生命力がある。

笑顔の向こう側にあるそれぞれの「死生観」

生と死は、表裏一体。
そこに「心」を加えるとより見えてくる世界が変わってくる。

ジャーナリストとして、
心理士として、
ひとりの女性として。

特別な勇気や才能や野心があるわけではない。

持っているものがあるとすれば、
それは「『心死生観』に寄り添っていく」という自分自身への約束。


    1997年
  • 小児心理士をする傍ら、現代の子供達を撮り始める
  • 2003年7月~8月欧州撮影
  • 「Dictionary」山崎拓巳/長友清共著(サンクチュアリ出版)写真提供
  • 2004年
  • 「Out Sect 受け継がれるものたち展」(青山・スピカアート) 写真展示
  • 2005年
  • 「傷・絆・・・」(青山・スピカアート)「関係性の衣服展」(青山・スピカアート)
  • 2006年
  • マザーテレサ関連施設(インド/コルカタ)取材撮影
  • 2006年
  • 「マザーテレサ 愛を紡ぐ」(中目黒 meme)
  • 2007年
  • モナコF1展(HAMA ギャラリー)
  • ガールズホーム建設(スリランカ/孤児院)
  • スリランカ東北部戦地へ取材撮影(アジア人初)
  • 2008年
  • LOVE&SOUL 笑顔の向こう側(浜松フォルテ、浜松和地小学校)
  • PHaT PHOTO写真提供
  • 2008-2009年
  • 「今を生きる子どもたち」(浜松市美術館)
  • 2009年
  • 「今を生きる子どもたち(インド・スリランカ)」(浜松市立大平台小学校)
  • ピースクエスト2009写真展(原宿クエストホール)
  • 1月号別冊ゲーテ掲載
  • 2010年
  • LOVE&SOULプロジェクト主某
  • 「LOVE&SOULプロジェクト 女子塾」講演会(講師:細川佳代子氏/六本木ヒルズアカデミーヒルズ)
  • 「今を生きる子どもたち」講演会(松戸市立小金小学校)
  • 「IKIRUー生きるー繋がる」写真展、講演会(クリエート浜松、浜松フォトフェスティバル2010)
  • ラジオニッポン諮問委員に就任
  • 2011年
  • 「LOVE&SOULプロジェクト 女子塾」講演会(講師:佐藤大吾氏/JICA地球広場)
  • 東日本大震災被災地(石巻市・仙台市)取材
  • 「今を生きる 2011」写真展(JICA地球広場 イベントホール 7/12~24)
  • 「LOVE&SOULプロジェクト 女子塾」講演会(講師:黒柳徹子氏/JICA地球広場)
  • 「その時、どう感じ、どう考え、行動したのか」
  • 東日本大震災に反応した皆さんによる活動報告・共有会~講演会(SundayLAB)
  • 「笑顔の花を咲かせよう」写真展(麻布十番dream lab. 12/8~11)
  • 2012年
  • 「あの日3.11から間もなく一年 今を生きる子どもたち
  • 世界から東北から フォトジャーリスト・小児心理士として~講演会(2/4 SundayLAB)
  • 「あのフレーズから伝わる想い・伝えたい気持ち」チャリティー講演会(講師:森浩美氏)
  • 福島県郡山市・いわき市の取材
  • 2012年9月〜
    フランス・パリに、写真の勉強のため留学
    2013年
  • 「あのフレーズから伝わる想い・伝えたい気持ち」チャリティー講演会(講師:森浩美氏)
  • 第12回 浜松写真連絡協議会々員写真展にて映像上映(クリエートはままつギャラリー:5/21~26)
  • 「アーティストに学ぶ」写真展、講演会(浜松市立与進中学校)
  • 宮城県石巻市・南三陸町・女川町・大川小学校跡
  • 福島県郡山市・いわき市・福島第一原発避難指示区域(主に富岡町・楢葉町・浪江町)の取材
  • でじふぉと浜松展(クリエートはままつギャラリー:9/3~8)
  • 第24回 浜松フォトフェスティバルにて映像上映(クリエートはままつ:10/8~14)
  • Rue Visconti-des-Pres 被災地短編ドキュメンタリー「式辞」「石巻」上映(France/Paris 12/8)
  • 2014年
  • オペラ座ガルニエ宮にて JEAN DOUCET PARIS春夏コレクション
  • ファイナルドレス Conceptrice 就任
  • 「明日を夢見るドレス」 Robe qui Rêve de Demain par Rieko Hiramatsu)
  • 10/11-12/11 明日を夢見るドレス絵画コンクール実施
  • 10月 福島県楢葉町仮設小中学校・静岡県浜松市与進中学校・広沢小学校小学校・静岡県磐田市立豊岡中学校・豊岡東小学校・静岡県立江ノ島高等学校・岩手県立宮古水産高等学校にて「今を生きる」をテーマに授業実施
  • 2015年
  • 明日を夢見るドレスファッションショー開催(最優秀賞作品をドレス化)
  • 4月 三陸鉄道全線開通一周年記念企画「明日を夢見るドレス 夢列車」(岩手県)
  • 8月 明日を夢見るドレスファッションショー(宮城県仙台市・docomo東北支社)
  • 9月「明日を夢見るドレス 子どもたちの夢をカタチに」(東京都渋谷区ヒカリエ)
  • 12月 第22回浜松シティファッションコンペ(静岡県浜松市主催)にて、ドレス展示・講演会
  • 2016年
  • 3月【NTTドコモ×ベネトン賞】楢葉町にTシャツ寄贈
  • 8月 第2回明日を夢見るドレスファッションショー(大阪 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ)
  • 8.19-9.5 第2回明日を夢見るドレス展示(宮城県仙台市 NTTドコモ東北支社)
  • 12月「夢見るファッションショー」にドレス&Tシャツ提供
    (宮城県石巻市子どもセンター(らいつ) 第一回最優秀賞受賞者・武田真由子さん主催)
  • 平成28年度より浜松市やらまいか大使就任<
  • 2017年
  • 1/4-3/29 静岡新聞 夕刊コラム「窓辺」毎週水曜担当
  • 3月【ナラノワ祭】明日を夢見るドレスファッションショー開催
    (福島県楢葉町 楢葉町コミュニティーセンター)
  • 6月 岩手県大槌町・大槌学園訪問。
    第一回・第二回の岩手県の部 最優秀賞受賞者にドレスお披露目
  • 7.16-8.5【明日を夢見るドレス展】ドレス17体展示
  • 7.30 明日を夢見るドレスファッションショー開催
    来場者300名超(静岡県磐田市 磐田市新造形創造館)
  • 11月 NAOTORA女性サミット講師(浜松市 NAOTORA女性サミット実行委員会主催)
  • 2018年
  • 陸前高田市 取材
  • 2019年
  • 陸前高田市・気仙沼市取材
    コシノジュンコさん東北チャリティーパーティーのプロデュース
  • 2020年
  • 陸前高田市「まちの縁側」オープニングイベント参加